平成元年生まれの頭の中

人材系の営業会社の中間管理職(2児のパパ)が今気になるアレコレをつらつらと綴る場所

リーダーの仮面  「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 著:安藤広大

会社の上司から勧められて読んでみました。

常日頃から上司に言われていることがそのままぎゅっと詰まった内容で

上司が書いたんじゃないかと思うくらいでした。(笑)

マネジメントにおける重要な考え方がまとまっていると思います。

具体例も記載されていてとても読みやすいです。

 

こんな人にオススメです。

・最近マネージャーになったばかり

・まだプレーヤー感覚が抜けない

・メンバーが思うような成果を上げられていない

 

 

それぞれの章で大事だなぁと思ったことを箇条書きにしてます。

ザッと目を通して興味あれば是非お手に取ってみてください。

 

第1章 安心して信号を渡らせよ

・ルールを明確にすること。なぁなぁにしない。

自由にさせることが1番のストレス。何をしたらいいか、何が正しいかわからなくなる。

・決めたルールを根気よく守らせ、できるまで待つ姿勢を保つことが大切。

 

第2章 部下とは迷わず距離を取れ

・仲良しこよしの学校ではダメ。目標達成を見据えた進学塾のような関係性を。

・上からは指示、下からは報告の流れを徹底させる。

・目標に対しての報告も、その事実だけを受け止める。

・できたら褒める、できなかったら叱るではだめ。

 できたらできた、できなかったらできるようになるためにどうするかを求める。

孤独を感じるのができるリーダーの条件

・程よい緊張感は常に保って然るべき。

 

第3章 大きなマンモスを狩りに行かせる

・リーダーがすべきことは、組織の利益に向かわせること。その結果個人の利益へと繋がる。

会社をうまく使うのではなく、会社にうまく使われた方が成長は加速する

・恐怖を逆手に取る。組織の利益が上がらないことが、結果個人の利益が下がることに繋がる。

・言い訳はスルー、事実だけを見る。

 数字的な根拠を示させて言い訳させる余地をなくす。

・健全なる競争の状態を作る。

 不平等なくフェアな状態で競争が行われる状態を作る。

 

第4章 褒められて伸びるタイプを生み出すな

・自己評価になんの価値もない。他者評価を勝ち得てこそ価値が生まれる。

仕事ができる人とは、評価者が求める成果を生み出せる人のこと。

・プロセスで評価しない、結果で評価をすること。

 結果に繋がるプロセスでなくてはなんの価値もない。ただの自己満足。

・指示する際は必ず期限と状態を明確に示す。

・目標の点と点を管理し、マネジメントをすること。

 

第5章 先頭の鳥が群れを引っ張っていく

・健全な競争の下では、勝手に成長せざるを得ない状態になる。

・成長していく周りに置いていかれてマズイという感情が湧き出る状態を作る。

・リーダーはトップになってはいけない。あくまでマネジメントの仕事を最重視。部下と競争をしない。

・まずは一回やらせる。やらせた自分に責任があり、失敗をしてもそれは自分の責任であることを明確に示しておく。

 臆せず取り組める状態を作る。

プレイヤーだった頃の自分を、メンバーたちが変えていく瞬間が喜びの瞬間

 

終章 リーダーの素顔

・部下は誰一人見捨ててはならない。

・メンバーが自分で稼いで自分で食っていける状態にすることがマネージャーの責務。

・生み出した有益性以上に給料をもらっている人は、いわば会社に借金を抱えている状態。

 そうならないための育成を。

・社員に適度なストレスを与えること。

・答えを教える組織は、結果的に速度が遅くなる。

トライアンドエラーをロスと捉えるのではなく、白黒付けて正解へと近づくための近道と捉える。

 

気になった方はこちらからチェックしてみてください。

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