平成元年生まれの頭の中

人材系の営業会社の中間管理職(2児のパパ)が今気になるアレコレをつらつらと綴る場所

逆の立場になることで見えてくるもの

私は求人系の営業会社でマネージャー職として勤めているのですが

普段は営業をする側で、メンバーと同行をして

クライアントに商談に伺って、お話をさせていただいています。

今日はその逆の機会をいただく場がありました。

 

というのも、先日

とある無料オンラインセミナーに参加させていただいて

後日、そのセミナーを主催する会社の方からコンタクトをいただき

「弊社サービスの紹介をさせてもらいたい」というお話をいただきました。

とても学びの多いセミナーで、個人的な満足度も高かったので

自分がその会社の力になれるかはわからないけど

せっかくのご縁ということで、断るのも忍びないなと思い

アポイントを快諾させていただきました。

 

ちなみに普段、月に何度か、保険会社や不動産投資会社の営業マンの方から

どこから自分の連絡先を入手したかわからないですが

営業電話を受けることが度々あります。

ただ、そのほとんどは面白みに欠けていて、時間をあげてもいいと思えないし

どうせ売り込んでくるだけだろうと、9割はお断りさせてもらっています。

たま〜に1割ほど、熱心に何度も電話を掛けてくる方もいらっしゃるので

自分も営業マンですから、そういう熱意に折れて

アポを承諾することもあったりするのですが、稀にいるかどうか程度です。

 

 

そんなこんなで、営業を受けることは普段あまりないのですが

オンラインで1時間ほどの営業を受けさせていただきました。

結論、またまた非常に学びの多い時間となり

すっかりこの会社のファンになってしまった自分がいました。

 

特に素晴らしいなと思ったのが2点ほどあります。

1つ目は、”事前準備の徹底がなされていたこと”です。

私の勤める会社のことを事前にHP等から情報収拾を徹底されていて

いちいちこちらから情報を開示しなくても

話がスムーズに展開されていきました。

調べればわかることをいちいち聞かれるとストレスを感じますが

今日お話ししてくださった方はそれが一切なく、快適な1時間でした。

 

2つ目は、”あなたのために感の演出”です。

他社さんの事例も交えてサービスを紹介してくださったのですが

「あなただったら◯◯のような使い方ができそうですね」

「あなただったら□□と△△を組み合わせた方が良さそうですね」

というように、私の頭の中で具体的なイメージがしやすいように

咀嚼して改めて説明をしてくださいました。

単なるサービス紹介ではなく、寄り添ってくださる姿勢がとても魅力的でした。

 

 

普段は営業をする側で、どうやったら上手く伝えられるかを考えて

練習も繰り返して実践するというのが基本の流れですが

逆の立場で、お客さま側の目線で営業を受けることによって

見えてくるものがたくさんあるなというのを、改めて感じた1日になりました。

自分の部署のメンバーたちにも、同様の体験機会をたくさん作り

営業が上手になってもらえるように頑張っていきたいです。